※本記事は2026年現在の資格制度や市場の動向をベースに、個人の経験と見解を交えてお伝えしています。
こでらこんにちは。笑顔を育むライフコーチのこでらです。
カウンセラーやコーチを目指す方から「キャリアコンサルタント(キャリコン)ってとったほうが良いですか?」と聞かれることがあります。
今日は、それについて私なりの見解をお伝えしていきたいと思います。
📝 この記事はこんな方へ
- カウンセラーやコーチとして独立・活動したいけれど、資格選びに迷っている方
- 「国家資格」という響きに惹かれつつも、本当に役立つか不安な方
- 資格を取るべきか、自分の本心(目的)を整理したい方
キャリアコンサルタントとは?
まずは、キャリアコンサルタントとは?
wikipdiaから引用させて頂くと、以下のように定義されます。
キャリアコンサルタント(国家資格)とは、学生・求職者・在職者等を対象に職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門職である。2016年4月に職業能力開発促進法にキャリアコンサルタントが規定され、国家資格となる。
引用元:Wikipedia「キャリア・コンサルタント」より
2016年に誕生した比較的新しい資格であり、現在も、国が積極的に資格保持者を増やそうとしています。
※試験の合格率や最新の受験資格など、詳しくは試験を実施しているキャリアコンサルティング協議会のHPをご参照ください。
キャリコンの資格はおすすめ?
この資格はおおすすめする方とおすすめしない方に別れます。
キャリコンの資格をおすすめする方
- 就職・転職援助など関連の仕事に就いている
- 企業内人事部などに属している
- 就労・キャリアアップに関する知識を体系的に身に着けたい
- 国家資格をとることで箔をつけたい
すでに関連の仕事をしている方は資格を取ることでより、より良い支援が出来たり、現場での信頼度の向上が見込めます。
しかし「未経験だけどこの資格を取って就職しよう!」となると実はそこまで役に立たないという話もちらほら耳にするのが現実です。
『自分のキャリアに悩むキャリコン』
という笑えない状態に陥っている資格保持者の方も少なくありません。
意外と知られていないのがキャリコンの資格は、合格したからといって特別な業務ができるわけではありません。
あくまで「キャリアコンサルタント」と名乗れるだけなの名称独占資格なのです。
キャリコンの資格がない人が「キャリアコンサルタント」を名乗ることに対しては罰則があります。
しかし、メインの業務である就職・転職の相談や助言などの業務をしても何の問題もありません。
カウンセラー・コーチ志望の人は必要?
では、本題。カウンセラーやコーチ志望の方はとったほうが良いのか?
につきましては、
- 自分はどんな悩みを抱えた方を相談者として迎えたいのか
- あなたが本当に欲しいものは何か
この2点についてどのように考えているのか、だと思います。
あなたはどんな悩みを抱えた方を相談者として迎えたいですか?
あなたが想定している相談者は、どんな悩みを抱えた人たちですか?
- 就職・転職、あるいは職場などキャリア・就労関連の悩み
- 家族や友人との人間関係での悩み
- 恋愛や結婚関係での悩み
- 自分自身に対するコンプレックスなどの悩み
キャリアや就労関連で悩みを抱える方をメインに据えたい、と考えているのならば、キャリコンの知識はあると心強いと思います。
また、資格を有することでキャリアに関するプロである、と相談者の方に思ってもらえるので、信頼感と安心感につながります。
一方、生き方全般や自己肯定感など、より内面的なテーマを扱いたいのなら、キャリコンの資格や知識はあると心強いですが、最優先とは言えません。
あなたが本当に欲しいものは何ですか?
資格を取得することで、あなたは何を手に入れたいのですか?
- 国家資格が手に入る
- 箔がつく
- 専門性のアピールにつながる
- 相談者に安心してもらえる
- キャリアに関する知識が手に入る
など、キャリコンを取得するメリットはいくつも考えられます。
そこでもう一歩踏み込んで考えてみましょう。
以前、ある相談者さんとこのようなやり取りをしました。
(*個人が特定できないように改変を入れています)
キャリコンをとる理由は、やっぱ国家資格ってやっぱ強いかなと思って



強い、ですか。それでは、国家資格が手に入ると、あなたにはどんな変化が起こりそうですか?
自信がつくかなって思います



自信がつきそうなんですね。
少し未来の自分をイメージしてください。
国家資格であるキャリアコンサルタントを取得して仕事をこなしていく自分です。その時の自分は心からの自信を手に入れてそうですか?
うーん・・・とった瞬間は自信になりそうですけど、心からというと違うかもです。資格にすがりたいだけかもしれません。
💡 ライフコーチまそらの視点:心の穴を埋める「補償」の落とし穴
私たちの心には、自分の弱みや不安を別の何かで埋め合わせようとする「補償(ほしょう)」という防衛本能があります。
「資格を取れば自信がつくはず」と考えるのは、まさにこの心の働きによるものです。
資格を取ることで、一時的に自分を守る「壁(自信)」は手に入ります。
しかし、本当に求めている自信は「外的自己価値(肩書きや評価)」ばかりをいくら集めても満たされることはありません。
本当に必要なのは、「そのままの自分でもOK」と受け入れる「内的自己価値」をまずは育てること。
資格がとれたら私は変われる、自信がつきそう。
そんな思いが出てきたら「私は今、何から自分を守ろうとしているのだろう?」と、一歩引いて心の内側を眺めてみるタイミングかもしれません。
あなたの本当に手に入れたいものってなんでしょうか?
まとめ:自分の「本音」に立ち返る
キャリコンの資格を取得するメリットは、専門知識の習得やアピール力などたくさんあります。
しかし一番大切なのは、それを取った先で「自分がどうありたいか」だと思います。
キャリコンを取得するにはお金も時間もエネルギーもかかります。
それらをかけるだけの価値があるのか見極めましょう。
あなたの望む未来にキャリコンは有用なツールとなるでしょうか。
キャリコンはあなたの「本当に望むもの」に必要そうですか?
国家資格がとれる、といった表面的な部分にとらわれずに自分に問いかけてみてください。
あなたが手に入れたい「それ」はキャリコンで本当に手に入りそうでしょうか?
考えてみることで自然に、自分はキャリコンの資格を取る必要があるかどうかが明らかになっていくんじゃないかなと思います。



この記事が、あなたの一歩を後押しするものになれば幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
【免責事項・参考情報】 当ブログの内容は、運営者個人の経験および見解に基づくものです。資格制度の最新の受験資格や詳細については、必ず厚生労働省や各指定試験機関の公式ページをご確認ください。


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