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【NLPの基本】なぜ同じ出来事が「失敗」にも「チャンス」にも見えるのか?「リフレーミング」で変わるあなたの世界

なぜ同じ出来事が「失敗」にも「チャンス」にも見えるのか?「リフレーミング」で変わる あなたの世界

こんにちは。NLPのトレーナー&学びのナビゲーターのまそらです。

なぜ、同じ出来事が人によって「失敗」にも「チャンス」にも見えるのでしょうか?

私たちがネガティブに感じる出来事の多くは、その出来事自体ではなく、「どのような視点(フレーム)でそれを見ているか」によって決まります。

NLPはじめ様々な心理学で紹介されるリフレーミング(Re-framing)は、この「視点の枠組み」を意図的に変えることで、感情や行動、そして結果までも変化させるスキルです。

目次

✅ リフレーミング

リフレーミングは、事実自体を変えずに、物事の捉え方(フレーム)を変えることで、新しい意味や解釈をもたらす思考スキルです。
感情を否定せず、「この出来事の別の側面は何か?」と客観的な問いかけを通して、建設的な解決へとつなげます。

💡 ポジティブシンキングとの違い

ポジティブシンキングは、ネガティブな事実や感情をポジティブな言葉や感情でとらえなおし、前向きに考えていく思考法です。
無理に感情を抑えつけることで、内面に葛藤を生むことがあります。

リフレーミング ≠ ポジティブへの変換

リフレーミングの目的は、「物事の捉え方を柔軟にする(自由にする)」ことです。
一見「良いもの」と思われている成功体験も、「別の視点から見ると課題が見つかる」こともあります。
多角的な視点から見つめることで、さらなる成長へとつなげられるのもリフレーミングの力なのです。

リフレーミングのメリット

リフレーミングを身につけることは、あなたの思考、感情、行動、そして対人関係に根本的な変化をもたらします。

  • 感情のコントロールがしやすくなり、ストレスが軽減する
  • 思考の柔軟性が高まる
  • 選択肢が広がり問題解決能力が上る
  • 自己受容しやすくなりセルフイメージUP
  • 他己需要がスムーズになり、コミュニケーションが円滑化

これまでより柔軟性をもって人やモノ・出来事を捉えることができるため、前向きで安定した状態になっていきやすくなります。

フレームを変えると印象が変わる

心のフレームの影響

「心のフレーム」がどれほど印象を変えるのか、まずは視覚的に見てみましょう。

たとえば、この女の子の同じ写真が部屋に飾ってあったとします。

まず、写真が【ハートの枠】に入っていたらどうでしょう?

好きな人、憧れの人…「好ましい感情」を抱いていることが一目でわかりますね。

では、こちらの【黒い枠(弔事用)】に入っていたら?

残念ながらお亡くなりになった方、という解釈になるかもしれません。

同じ写真なのに、印象がまったく違ってきますよね。

現実世界には、このイラストのように目に見える枠はありません。
しかし、「好き」「嫌い」「良い」「悪い」といった無意識のフレームが確かに存在しています。

「好き」フレームをつけると、その人の良いところがどんどん目に入ってきます。
「嫌い」フレームをつけると、その人の苦手なところが目に入ってきます。

この「心のフレーム」を意図的に変えるスキルこそが、リフレーミングなのです。

リフレーミングの例

フレームを変えると、抱く感情、その後の行動が劇的に変わっていきます。

例)新しい仕事
「これはとても難しくてしんどそう・・・」

「やりがいがある、成長できるチャンスだ!」

難しい、と感じると諦めてしまいそうですが、チャンスと感じることで工夫してチャレンジできそうですよね。

例)いつも口うるさい人がいる
「あの人に合うの嫌だなー・・・」
 リフレーミング
「こうならないよう反面教師にしよう」
「ここぐらいでしかうっぷんを晴らせないんだろうな~大変だな~」

イヤな気持ちは続くかもしれませんが、少し気持ちが軽くなりませんか?

例)子どもが何度注意しても片付けない。
「なんでやらないの!イライラする!」
 リフレーミング
「この子は、目の前の遊びに没頭できるという、素晴らしい集中力を持っている。」


しかし、リフレーミング後のように考えられたら、「では、どんな工夫ができるのか?」と冷静に前向きに考えられそうです。

承知いたしました。身近な日常の出来事やよくある思考パターンに適用できる、リフレーミングの例をまとめます。

💡 リフレーミングのコツ

まずはネガティブな出来事に出会ったときに、反射的に落ち込むのではなく、一回立ち止まって考えてみましょう。

「これには他にどんな意味があるだろう?」
「これが役に立つ場所はどこだろう?」

最初はできないかもしれませんが、練習をしていくことで自然とできるようになっていきますよ。


ご指摘ありがとうございます。確かに、それまでの流れで「心のフレーム」の話をしており、「メガネ」という言葉が突然出てくると違和感がありますね。

「心のメガネ」という表現を使わずに、メッセージの核である**「フレーム(枠組み)」の調整**に焦点を当てた締めくくりに修正します。


🌟 おわりに:心の「枠組み」を調整する

リフレーミングは、私たちが現実を捉える「心の枠組み(フレーム)」を、最高の状態に調整し続ける技術です。

このフレームを柔軟に調整できれば、あなたは一見ネガティブな出来事に振り回されることなく、自分の人生の解釈や行動を意図的に選択する力を手に入れることができます。

リフレーミングは単なるポジティブな思い込みではなく、「思考の柔軟性を高めるための有用なツール」です。

次回は、この有用なツールをうまく使いこなすための2つの方法、「状況のリフレーミング」と「内容のリフレーミング」について、詳しく解説しますね。

それでは、あなたがありたい自分になるための参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!

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