こんにちは。学びを楽しむナビゲーターのまそらです。
この記事では、言葉一つがあなたの気持ちを大きく変える、その不思議な力についてお伝えします。
1. 「宿題」を「ホームワクワク」に? 言葉が印象を変える瞬間
これは私が実際に体験した変化です。
以前、とある心理学の講義の終わりに、先生がこんなことを言いました。
「今日のホームワクワクは〇〇です!楽しんでチャレンジしてくださいね!」
「ホームワクワク」—先生は宿題(ホームワーク)のことを言っていたのです。
聞いてすぐは頭に「?」が浮かびましたが、すぐに「これは面白いな」と感じました。
正直なところ、「宿題」は好きではありません。
気が重かったり、あまりやる気がわかないのが本音です。
でも、「ホームワクワク」と言われたら、先生の言い方が楽しそうなのもあって、なんだか「面白そう」「挑戦してみよう」という気持ちになったのです。
やることは一緒なのに、受ける印象が全然違いませんか?
まるで言葉遊びのようですが、物事の言い方・言葉を変えるのは、それに対する印象や感情を変える大きな力があることを実感した体験でした。
2. なぜ「勉強」は気が重くなるのか?
続いて、あなたは「勉強」と聞くとどんな気持ちになりますか?
私は正直、気持ちがおもーく、できればやりたくない、というネガティブな気持ちになります。
これは、学生時代に「イヤイヤやらされていた」頃の印象が、今も強く言葉に紐づいているからです。
しかし、この言葉を「学び」と言い換えるとどうなるでしょうか?
私の場合、「学び」は、楽しくワクワクする印象、能動的にやってみたいものへと変わります。
これは私個人の例ですが、ここで伝えたい最も大切なことは、私たちは言葉に人それぞれ、特有のイメージを持っているということです。
あなたの心を軽やかにする「魔法の言葉」は、必ずあなたの中に存在します。
3. 言葉であなたの気持ちを変える3ステップ
あなたの気持ちをネガティブからポジティブに変える「魔法の言葉」はいったい何でしょうか?
この3つのステップで、あなた専用の「魔法の言葉」を見つけてみましょう。
誰かの真似をするのも良いですが、他の人の魔法の言葉があなたにもぴったりとは限らない!というのは注意してくださいね。
ステップ1:ネガティブな言葉を正直に特定する
まず、あなたが「やる気が下がる」「気が重くなる」と感じる言葉を、自分に正直になってリストアップしてください。例えば、「ノルマ」「作業」「やらなきゃいけない」「失敗」といった言葉です。
ステップ2:ポジティブな感情に変換する
特定したネガティブな言葉を、あなたがワクワクする、やる気が出るといった前向きになれる言葉に置き換えてみましょう。
心の重荷をフワッと軽くする、具体的な変換例を見てみましょう!
- 「ノルマ」を「今日の挑戦」「レベルアップ条件」「達成の目安」
- 「作業」を「スキル磨き」「チャレンジ」「お金のみなもと」
- 「勉強」を「探求」「学び」「知識を吸収すること」
- 「失敗」を「フィードバック」「今日の学び」「ナイスチャレンジ」
大切なのは、あなた自身が心から「これなら前向きになれる」と感じる言葉を選ぶことです。
ムリしてポジティブにしすぎると、逆にそれがプレッシャーになったりします。
あなたにとってしっくりくる、心地よいポジティブな言葉を見つけてくださいね。
ステップ3:日常で意識的に使う習慣をつける
新しい言葉を見つけたら、意識して日常の中で実際に使ってみましょう!
頭の中で考えるとき、声に出して自分に発破をかけるとき、会話をするとき、SNSでつぶやくとき。
チャンスはたくさんあります。
新しい言葉を前向きな気持ちで使うたび、あなたの脳はそれを「ネガティブなこと」ではなく「ポジティブなこと」として認識し始めます。
紙に書いて、デスクや壁など、目につく場所に貼っておくのも効果的です!
まとめ:言葉はあなたの「心の設計図」
私たちが何気なく使う言葉一つ一つが、実は心の状態を決定する「設計図」の役割を果たしています。
ネガティブな言葉を使えば心が重くなり、行動もおっくうになります。
ポジティブな言葉を使えば心が軽くなり、さっと行動に写しやすくなります。
「宿題」を「ホームワクワク」に変えたように、あなたの日常の言葉を意識的に変えるだけで、あなたの日常はぐっとスムーズになります。
さあ、あなたが選んだ新しい言葉を今日の挑戦として、早速日常で使ってみましょう!
その一言が、あなたの未来を設計します。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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