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【2択で判明】あなたの無意識を動かす言葉は? モチベーションタイプを理解し、行動力を高める方法

「やりたいことはあるのに、どうもやる気が出ない」

「モチベーションが続かない」

こういうとき、ありませんか?

それは、あなたのせいではなく、あなたの脳の性質にあった「やる気スイッチ」を知らないだけかもしれません。

実は、わたしたちのモチベーションには、「向かう(Toward)」と「離れる(Away from)」という2つの明確な方向性があります。

それぞれに合った言葉や考え方を使わないと、どんなに素晴らしい目標でも、全くやる気が湧いてこないのです。

まずは簡単な質問で、あなたのモチベーションタイプをチェックしてみましょう!


目次

以下のそれぞれの状況で、あなたが「動こう!」という気持ちになるのはどちらのセリフですか?

質問1:山登り

あなたは今、目の前の山を登ろうとしています。

どちらのセリフの方が「登ろう」という気持ちを引き出しますか?

  • 「山頂にいったら、美しい風景や美味しいご飯が待ってるよ!」
  • 「このままここに居続けると、時間までに目的地に着けないからご飯抜きになるよ」

質問2:新しい運動習慣

あなたは最近、運動をし始めた方がいいかもと思っています。

どちらのセリフの方が「運動をはじめよう!」という気持ちになりますか?

  • 「運動すると健康になるし体力もつくから、仕事もプライベートももっと充実して楽しめるよ!」
  • 「このままの生活だと体がなまって健康診断で悪い結果が出るリスクが高まるよ」

質問3:大切なプレゼン

あなたは会社で大切なプレゼンを任されています。

どちらのセリフの方が「準備をしよう」という気持ちがより湧いてきますか?

  • 「このプレゼンでうまくいくと、評価が上がってボーナスも上がるかも!」
  • 「このプレゼンで失敗すると、評価が下がってボーナスも下がるかも」

あなたが選んだ回答によって、あなたのモチベーションの「方向性」がわかります。

*私たちは誰でも両方のスイッチを持っています。

これは「どちらの傾向がより強力にあなたを動かすか」を知るための診断です。

診断A:①を多く選んだ人➡【向かう】スイッチ

あなたは、目的や目標がはっきりわかっていて、それが魅力的だとやる気が湧くタイプです。

達成する「メリット」や、成功の「報酬」といったプラスのイメージによって、思わず行動したくなります。

目的追求型、目的志向型、と言われることもあります。

「向かう」スイッチの強いタイプの特徴
特徴・物事に積極的&直進的
・望む未来をイメージし、それに向かおうとする
・ゴールを意識している
よく使う言葉「~をしたい」「~をする」「~をやろう!」「望んでいる」「必要です」
苦手なこと・リスク管理がおろそかになりがち
・「〜しないとまずい」という言葉などネガティブなプレッシャー(恐怖や罰則)はパフォーマンスを下げることがある
キーワード達成、成長、向上、成果、恩恵、手に入れる、理想、楽しい、得をする
活用のヒント・達成後のメリットを思い描くと〇
ごほうび、理想の姿、ワクワク感などポジティブな未来を具体的にありありとイメージし、言語化するとやる気が出やすい
・何か行うときは、「これをやったら何が得られるか」を先に書くとスムーズに動き出せる

診断A:②を多く選んだ人➡【離れる】スイッチ

あなたは、現状維持や、やらないことで良くないことが起こるとわかると、それを避けるために動くタイプです。

現状のままの「リスク」や、失敗による「損失」をイメージすると、嫌々ながらも進みはじめます。

問題回避型、と言われることもあります。

「離れる」スイッチの強いタイプの特徴
特徴・物事に消極的&回避的
・望まない結果をイメージし、現実に起こることを避けようとする
・危機感から行動を起こす
よく使う言葉「~しないようにする」「~したら大変」「避ける」「解決する」「望まない」「必要ない」
苦手なこと夢や理想といった抽象的でポジティブな話はピンとこない
・悲観的に考えて、自分が望むことに気づいていないことがある
キーワード避ける、防ぐ、解決、脱出、現状維持、安心、問題解決、リスクを避ける
活用のヒント・最悪の未来、やらないことで生じる損失を思い描くと〇
ペナルティ、デメリット、苦痛などネガティブな未来を具体的にありありとイメージし、言語化するとやる気が出やすい
・何か行うときは、「これをやらないと発生する問題」を先にはっきりさせるとスムーズに動き出せる

診断C:①と②どちらも響いた【中間タイプ】

あなたは、状況に応じて両方の方向性からモチベーションを得られるタイプです。

状況に応じて使い分けられるバランスの取れたタイプ。

あるいは、本来は「向かう」が良い場面なのに「離れる」で動いてしまう、といった振り回されてしまっているタイプの可能性も。

両方からやる気が出るのは大きなメリットです!

状況に合わせて、両方のスイッチを意識的に使ってみましょう。


わたしたちが何に動機づけられ、どのような行動を取るのか?

そういった無意識のうちに思考や行動のパターンを決定づけているのが、NLP(神経言語プログラミング)における重要な知恵、メタプログラムです。

この記事で紹介しているモチベーションの方向性は、このメタプログラムの最も重要なパターンの一つです。

自分のモチベーションアップに活用するだけではなく、他者とのコミュニケーションにも応用できます。

1. 最高のモチベーションは「両輪」で回る

どちらのタイプにも長所と短所があります。

  • 「向かう」タイプ:長所は行動力と楽しさですが、短所はリスク管理が甘くなりがちな点です。
  • 「離れる」タイプ:長所は計画性と確実性ですが、短所は動き出すまでに時間がかかる点です。

私たちは多かれ少なかれ両方のタイプのスイッチをもっているので、両方使うのがおすすめです。

普段はワクワク積極的に「向かう」スイッチでアクセルを踏み、途中で立ち止まったら「離れる」スイッチで「これをやらないとどうなる?」と自問し、確実に進む。

このように両方を意識的に使い分けることが、あなたの行動を最も加速させます。

2. 相手のやる気スイッチをONにする一言

職場の同僚や家族など、相手に「やる気」を出してほしい時は、相手のタイプに合わせて言葉を選んでみましょう。

相手のタイプを見抜くヒント:

「達成したい」「手に入れたい」など、未来の利益を語って積極的に行動していたら「向かう」スイッチタイプ。

「ミスを避けたい」「トラブルを防ぎたい」など、リスク回避を言って消極的な感じだったら「離れる」スイッチタイプ。

どちらのタイプっぽいかな~?と決めつけすぎず、相手の普段の言動をよく観察・分析しましょう。

  • 相手が「向かう」スイッチ:「これをやればすばらしい未来が待っている!」「成長するチャンスだよ」とメリットを提示する。
  • 相手が「離れる」スイッチ:「これをやらないと、とても苦労するかもしれません」「今の問題を解決するために、これに取り組みましょう」と損失や問題解決を強調する。

相手がどちらかわからないときは、「これをやればこんないいことがあるし、やらないとまずいことになるよ」と両方セットで伝える作戦も有効ですよ。

「モチベーションが上がらない」のは、あなたが怠けているからではありません。

ただ、自分の性質に合わない言葉で自分に語りかけていたことが原因かもしれません。

ある人には響く「このままだと悪いことが起こる」といった警告が、あなたにとっては単なる重圧でしかなかったかもしれません。

さあ、今後はあなたのモチベーションタイプに合った言葉を選び、自分自身をゴール達成の方向に「再プログラミング」しましょう。

今日から、あなたの「やる気スイッチ」に合った言葉で、自分を自由に動かしはじめる第一歩をふみだしましょう。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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