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「つい、やっちゃう」を卒業!無意識のメリット(二次利得)を見つける方法

こんにちは、NLPトレーナー&学びを楽しむナビゲーターのまそらです。

なぜか「つい、やってしまう」「いつもやった後に後悔する」そんな行動に悩んでいませんか?

「わかっているのに、つい夜更かししてしまう」「やめたいのに、ついスマホを見てしまう」

—私たちは、頭では良くないとわかっている行動を、なぜ繰り返してしまうことがよくあります。

実は、その「つい、やっちゃう」行動には、「隠された大切なメリット」が潜んでいるんです。

NLPでは、これを「二次利得(Second Gain)」、または「肯定的な意図Positive Intent)」と呼びます。

この「隠された肯定的意図」を見つけ出し、それを満たすことで、これまで悩んでいた行動を手放しやすくなります。


目次

1. 🔍 「つい、やっちゃう」を支える無意識のメリット

私たちは、一見ネガティブな行動や状況からも、ポジティブな利得を受け取っています。

「つい、やっちゃう」行動の例隠された肯定的な意図(二次利得)の例
夜更かししてしまう「誰にも邪魔されない自由な時間を持てる」
「一日の終わりの安らぎ、癒し時間」
SNSを長時間見てしまう「人との繋がりを感じて、孤独感を解消できる」
「顔が見えない分、自分を自由に出せる」
ダイエット中なのについ食べ過ぎてしまう「ストレス解消」
「満たされない自分を食べることで満たそうとする」

あなたの「つい、やっちゃう」行動は、無意識があなたのためになると思ってやっていることなんです。

ついその行動をとってしまったとき、自分を責めすぎないでくださいね。

あなたの感情や感覚を満たすためにがんばってくれていた大切な行動だったんです。

もし、無理やり行動をやめようとすると、こういった肯定的意図(メリット)を無理やり抑え込むことになってしまいます。

すると、無意識は「大切なものが失われる!」と抵抗し、かえって元の行動に引き戻そうとしてしまいます。

だからなかなかやめられないし、いわゆるリバウンド現象も起こってしまうのです。


2. 📝 隠された「肯定的意図」を見つけるための問いかけ

あなたの「つい、やっちゃう」行動に優しく寄り添い、その裏にある意図を探るための質問をしてみましょう。

ステップ1:問題行動の「肯定的な意図」を探す

  1. 「私がこの行動をすることで、良いことは何だろう?何が得られるだろう?」
  2. 「もしこの行動を完全にやめたら、私は何を失うと感じるだろうか?」
  3. 「この行動は、私にどんな感情や感覚を与えてくれているんだろう?」

ステップ2:肯定的な意図を言語化する

  • 例:「夜更かしをしてしまう」 → 肯定的意図は「誰にも邪魔されない自由な時間」や「安らぎ」

3. ✨ 行動を変える鍵:メリットを「新しい方法」で満たす

あなたの「肯定的意図」を見つけたら、よりよい方法で満たしてあげましょう。

これが、あなたの行動がムリなく変わる鍵です!

アクションプラン:肯定的な意図を満たす新しい選択肢の準備

無意識に「そのメリットは維持される」と安心させるための新しい行動を用意します。

隠された肯定的意図これまでの満たし方(つい、やっちゃう行動)新しい満たし方(新しい好ましい行動)
一人の自由な時間夜更かしをしてしまう①就寝予定時間の30分前からデジタルデトックス、好きな音楽を聴いたり好きな雑誌をながめる時間にする
②好きな入浴剤を入れ、ゆったりとお風呂に入る
③1日を振り返って良かったこと日記を書く
孤独感の解消SNSを延々と見てしまう①料理教室など趣味教室に通う
②ボランティアに参加する
③オンライン読書会に参加する
④積極的に周りの人にあいさつをする
ストレス解消たくさん食べる①質の良いアロマを焚いてお風呂にゆっくり浸かる
②新しい学びの時間を取る
③カラオケに行く

プランが準備出来たら、まずはこれまでの自分に感謝を伝えてあげてください。

例えば、

「これまで一人の自由時間を確保するために、がんばってくれてありがとう」

そして続けてください。

「これからは寝る前に好きな音楽を聴いたり好きな雑誌をながめる時間をつくって、自由な時間を楽しむね」

そこで腑に落ちた感じやしっくり感があればOKです。

違和感があるな~という場合には違う方法を考え、自分に確認していきましょう。

あなたの行動は、あなたの肯定的な意図が満たされるまで繰り返されます。

新しい、よりよい行動を無意識に提示することで、「つい、やっちゃう」行動は自然と必要がなくなるのです。

新しい選択肢は3つぐらい準備するのがおすすめ。

1つの方法がダメだった時に、諦める。ではなく、次の方法を試してみよう、と、チャレンジが継続しやすくなります。


🌟 まとめ:葛藤をなくし、心地よく進む

この二次利得の考え方は、あなた自身を責めることから解放し、自己理解と受容へと導く大きな一歩です。

「ついやっちゃう行動」は、実はあなたがあなた自身のために、無意識ががんばってくれていた行為でした。

そこには、あなたを守り、満たそうとする純粋な肯定的な意図があったのです。

まずはそれを優しく認め、「これまで頑張ってくれてありがとう」と感謝を伝えてください。

そして、新しい選択肢でその意図を満たし、より良い行動へと変化をさせていきましょう。

大切なのは、無理やりやめることではなく、肯定的な意図を満たす「より良い方法」を楽しみながら探すことです。

この記事があなたがありたい自分になるための参考になれば幸いです。

それでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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