こんにちは。学びを楽しむナビゲイターまそらです。
今日は学ぶときの真似ることの大切さや、大人の学びを止めてしまう心のブレーキついて紹介しますね。
「学ぶ」の語源
「学ぶ」を現在では「まなぶ」と読みますが、古語では「まねぶ」と読みました。
まねぶ=名詞の「まね」+動詞をつくる接尾語「ぶ」
「まねぶ」とは「まねる(真似る)」ということを意味しているんです
だからこそ、わたしたちが何かを学ぼう!と思ったとき「真似る」が大切な第一歩になります。
「真似る」が学びの第一歩
わたしたちは無意識のうちに「真似る」で「学ぶ」を繰り返してきました。
赤ちゃんの学び方
赤ちゃんは生まれてすぐから「大人に教えられる」のではなく「興味しんしんに真似をする」ことでものすごい勢いで成長をしています。
言葉や歩き方を、何気ない仕草まで、遊び半分、楽しみながら学びます。
うまくいかない時は、赤ちゃんなりに試行錯誤を繰り返し、自分に合う形で定着していきます。
脳科学から見る「真似る」
赤ちゃんが大人の動きをマネすることを、新生児模倣と言います。
この本能的な「真似る」行為は、脳内の「ミラーニューロン(ものまね神経細胞)」の働きと関連付けられています。
このミラーニューロンは、他人の行動を見て、自分も行動しているかのように反応します。
「真似る」は、脳がもともともっている効率的にスキルや知識をインプットするための自然な仕組みなのです。
これを活かさない手はないですよね!
「真似る」を止める心のブレーキ
私たちは、赤ちゃんの頃から、この最強の「真似る力」で成長してきました。
でも、大人になると、この自然な本能に心のブレーキがかかってしまうことがあります。
- 義務感ブレーキ:「学ぶ=誰かにやらされている」という義務感が生まれると、遊び半分な探求が止まる
- 完璧主義ブレーキ:「完璧じゃないと意味がない」未完成や未達成=失敗と思い込み、最初の一歩が踏み出せない
- 評価恐怖ブレーキ:「評価がこわい」他の人からのネガティブな評価をさけ、無難なことばかりする
他にもたくさん。
これらはすべて、あなたの「真似る力」にブレーキをかける心の罠です。
まとめ:ブレーキを外す準備
わたしたちは、「真似る」というすばらしい能力を、心のブレーキによって、無意識に止めてしまっています。
このブレーキがかかった状態では、かつての赤ちゃんのように「興味しんしんに楽しく学ぶ」ことはできません。
この心のブレーキを外して、あなたの「真似る力」を最大限に引き出す。
これが学びを楽しむための最初のステップです。
次の記事では、このブレーキを外して赤ちゃんの学びへと変換するための具体的な方法を紹介しますね。
それではここまでお読みいただきありがとうございました!
「真似る」を観察・分析・行動という実際にやるための4STEPをこちらの記事で紹介しています。

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