こんにちは。学びを楽しむナビゲイターのまそらです。
以前の記事(↓)で学びを加速するためには「真似る」が大切。
特定・観察・分析・行動の4STEPで意識してやってみよう、という話をしました。

この記事ではこの4STEPの中でも特に成果を左右する「観察と分析」に焦点を当てます。
なぜなら、成果を出している人を真似るとき、ただ行動をコピーするだけでは不十分だからです。
「2つの視点」が成功の鍵🔑
あなたが真似をしたい人は誰ですか?
あなたが習得したい分野で活躍している人や、成果を出している人、憧れている人たちを思い浮かべましょう。
その「成功のエッセンス」を本質的に盗むには、目に見える部分と、見えない部分の両方を観察・分析する必要があります。
① 外側を真似しよう
まずは、相手の行動や環境など、目に見える部分をよく観察・分析して真似てみましょう!。
ここで大切なのが、視野の切り替えです。
狭い視野(詳細): 言葉の選び方や指先の動きなど、細かいところまで観察する。
広い視野(全体像): 環境も含めた全体像(空間の使い方、雰囲気、時間配分など)をつかむ。
【外側の観察ポイント例】
- 表情
- 言葉づかい
- 身体の使い方(全体像も詳細も要チェック!)
- 姿勢
- 視線(どこを見ているのか)
- 物の扱い方
- 服の着こなし方
- 環境
- スペースの使い方
② 内側を真似しよう
外側も大事ですが、その人の考え方や習慣など、内側を真似ることもとても大切です。
【内側の観察ポイント例】
- 考え方
- 物事の捉え方
- 大切にしていることやもの
- 信じていること
- 習慣やルーティーン
- 計画の立て方
- 自分を後押しする言葉
- 志や目標・夢
内側の部分は見てすぐわかるものではありません。
直接聞けたら一番ですが、なかなか聞けませんよね。
会話でよく使っている言葉、口癖、態度の一貫性などから推測できます。
よ~く観察し、「この人は何を大切にしているか?」と自分なりに考えてみましょう。
観察と分析はカスタマイズが鍵
この「外側」と「内側」の視点で見つけたポイントを、すべて真似る必要はありません。
あなたの目指すゴールに合わせてカスタマイズするのが大切です。
例えば、あなたは営業職で先輩が会社の内外からの人望が厚いところに憧れています。
そこで先輩を真似してみよう!と、1日中観察し、こんなことに気づきました。
- 問い合わせへのレスポンスが早い
- まずは相手の話をしっかり聞いて相手の欲しい情報を見極めているようだ
- 今だけ良ければOKではなく今後長い付き合いにしていけるよう気遣っているように感じる
- お昼には必ず10分目を閉じている(寝ているわけではなさそう)
- コーヒーを1日10杯は飲んでいる
- 「おつかれ!」などすれ違う人に気軽に声をかけている
そして気づいた情報を検討してします。
「コーヒーを1日10杯飲んでいる」は真似しなくてよさそうだ。
「お昼には必ず10分目を閉じている」も要らない気がする。
と、考えそれ以外を真似してみよう!と実際にチャレンジしたとしましょう。
うまくいけばもちろんOKですが、当然うまくいかない時もあります。
そんな時はすぐに諦めないのが大切です。
意外な部分、例えば「休憩の取り方」や「思考のルーティーン」がうまくいく鍵になっているかもしれません。
例に挙げたお昼の10分目を閉じている行動は、実はマインドフルネス(瞑想)で仕事のストレス解消になっている、という可能性も考えられます。
「これは関係ない」という思い込みにとらわれず、ぜひ様々な部分を試してみてくださいね。
まとめ:意識的な「真似る」へ
意識的な「真似る」とは、ただ行動をコピーするのではなく、「外側」と「内側」という2つの視点から深く観察・分析することでした。
この2つの視点で深~く掘り下げた観察・分析こそが成功の鍵です。
学びを「なんとなく」から「確信を持って取り組む」行動へと変える土台になります。
「真似る力」を使いこなし、楽しい学びを加速させていきましょう!
それでは。ここまでお読みいただきありがとうございました。


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