こんにちは!学びを楽しむナビゲーターまそらです。
プライベートや仕事で、「何か新しいことを始めてみたい」「どうせなら効率よく、サッと身につけたい!」なんて思うこと、ありますよね。
そんな時こそ、シンプルで驚くほど効果的な学習方法、「真似る」を意識してみませんか?
効率的な学びの第一歩は「真似る」こと
実は、あなたも無意識ですでにやっています。
例えば、「新しくテニスを始めよう!」と思った時、どうしますか?
とりあえずラケットを持ち、完全にオリジナルのフォームで練習をしはじめるでしょうか。
おそらく、そんな人はなかなかいないでしょう。
多くの人は
- インストラクターなどうまい人に教わる
- プロなどうまい人の動きをマネする
- 動画で見て学ぶ
などするのではないでしょうか。
これらに共通することはズバリ「真似る」をしている、ということ。
すべて、すでにうまくテニスをしている人たちの身に着けていることをインプットして真似る作業ですよね。
うまい人を真似る、そういえば自然とやっているなぁと気づいた人も多いのでは?
そう、これこそが特別なことではなく、人間が持っている「ごく自然な本能」なんです!
「真似る」本能をもっと活用しよう
実は「学ぶ」の語源は「まねぶ」で、これは「真似る」を意味しています。
学ぶためには「真似る」というのが先人の知恵でもある訳です。
しかし、ただなんとな~~く真似をするだけではうまくいきません。
意識して真似よう
「文字をきれいに書けるようになりたい!」
あなたがふと思い立ってこう思ったとします。
↓の①と②、どちらの方がより早くうまく、上手になりそうですか?
- とりあえず適当に真似してたくさん字を書く
- 見本をじっくり見て分析し、意識してきれいに文字を書く
②ですよね!
私たちは自然と真似する能力を日々使っています。
しかし、意識するとその効果を何倍も何十倍も高めることができるんです!
真似る=特定+観察+分析+行動
意識して真似をする、は具体的には4STEPです!
① 真似をしたい人、どこを真似したいのかを特定する
あなたが習得したい分野で活躍している人や、成果を出している人、憧れている人は誰ですか。
その人たちのどんな言動や考え方、行動を真似したいんですか?
② じっくり観察をしてみる
真似したい人とどこを真似したいのかを特定したら、今度はその人物をしっかり観察しましょう。
ざっくり全体の雰囲気を見たり、細かいところを見たり、いろんな角度から観察します。
③ 分析してどこがポイントかを見極める
たくさん観察をしたら、どこが大切なのか真似するポイントを見極めます。
どんな言葉を使っているかな?
どんな行動をしているかな?
どんなことを大切にしているのかな?
(例)人とのコミュニケーションが上手な人はこんなことをしている!
- 朝一番にハキハキあいさつをしている
- 相手のどんな話もまずは受け止めている
- 自分の意見を押し付けではなく提案として伝えている
こんな感じで、小さなことかもしれないけど、大切っぽいポイントをピックアップしましょう。
④ 実際に行動へ!真似をしてみる
ポイントが見つかったらあとは行動あるのみ。
自分にできそうなところから真似をしてみましょう。
繰り返す中でだんだん自分になじんだ形で身についてくるはずです!
あれ?うまくいかないな~と思ったら②の観察に戻ってやってみてくださいね。
「真似る」にはトライ&エラーも大切です。
まとめ
「真似る」は、人が本来持っている能力を活かしたシンプルながら効率的で効果的な学習方法です。
多くの大人が学びでつまずくのは、「自分だけのやり方」で進もうとして、途中でやる気が尽きてしまうからです。
これまでの体験や経験からつくりあげたもの、も大切です。
でも、それだけにしばられないのも大切です。
堅苦しく考えず、まずはあなたの「かっこいい!」「ステキ!」と思う誰かの学習法や習慣を、今日から徹底的に真似てみませんか?
今日から「真似る」で、あなたの学びを楽しく加速させていきましょう。
それではここまでお読みいただきありがとうございました!またお会いしましょう。


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