こんにちは!学びを楽しむナビゲーターのまそらです。
新しい挑戦や目標を前にして、「明日からやろう」と先延ばしにしたり、「よし、やるぞ!」と意気込んでもなかなか一歩が踏み出せなかったり、そんな経験はありませんか?
それはもしかしたら、はじめの一歩が大きすぎたのかもしれません。
一歩が重いのはなぜ?「動き出しの壁」を乗り越える極小アクション
エネルギーをもっとも消費するのは「動き出すとき」
ここでみなさんにいくつか質問です!
車が道を走るのに、一番エネルギーが必要なタイミングって知っていますか?
それは走り始め、止まっている状態から動き出すときです。
エアコンを動かすのに、一番電力がかかるタイミングって知っていますか?
それはスイッチを入れて、エアコンが動き始めた瞬間です。
この2つは機械の物理的な話ですが、実は私たち人間の行動心理にも全く同じことが言えるんです。
心理的ハードルは「小さな一歩」で劇的に下がる
最近は飲食店や美容室、マッサージなどの予約はネット経由ですることが多くなってきています。
一昔前までは電話で直接お店に電話するのが主流でした。
以前と比べ「電話よりハードルが低くて予約しやすい!」という方も多いんじゃないでしょうか。
電話に比べてネット予約の方がかけるエネルギーが少なくて済むので動きやすい、の一例です。
電話予約と言えば、広告を作成している企業からこんな話を聞いたことがあります。
広告を載せる時に単にお店の電話番号を掲載するだけより「お電話の際には〇〇を見たとお伝えください」と一言添えるだけで、電話率がUPする、というのです。
電話が苦手な人は「何を話せばいいのかわからない」と不安になり、非常に高い心理的ハードルになってしまうのです。
そこで、最初の一言を提示することで、その不安を解消し、必要なエネルギーをさげてくれのでしょう。
「大きな一歩」が動けない理由
「清水の舞台」をわざわざ準備しない
私たちは、多くの場合、新しい挑戦やゴール(目標)を前にしたとき、やる気に満ちています。
なので、ついつい最初のハードルを高めに設定してしまいがちです。
例えば
- 「資格の勉強をするなら、今日から毎日3時間!」
- 「起業するなら、今の仕事を完全に辞めてから!」
- 「今日からダイエット!甘いものは一切食べない」
もともとエネルギーが必要は最初に大きな一歩を設定してしまう、
これはわざわざ自分で「清水の舞台」を準備して「飛び降りられない」状況を自分で作っているようなものです。
もちろん、大きなやる気も覚悟はすばらしいです。
しかし、この大きな一歩こそが、大きすぎるエネルギーを必要として「動けない理由」になってしまっているのです。
巨大なエネルギーを必要とする最初の「動き出し」を、小さく、小さく分割してしまいましょう。
小さすぎる「最初の一歩」でハードルを下げる
車もエアコンも動き出してしまえば、あとは比較的少ないエネルギーで動き続けられます。
人間も同じです。最初の一歩をさえ踏み出ししまえば、あとは慣性の力でスムーズに、目標に向かって進み続けることができます。
あなたの「清水の舞台を飛び降りる」を「階段を一歩降りる」に変えてみませんか?
具体的には、あなたの大きな目標を、以下のような「小さすぎる一歩」にわけてみましょう。
「資格の勉強をするなら、今日から毎日3時間!」
→ まずは資格の本を鞄に入れていつでも見れるようにしておこう
→ 毎日、机に資格の本を開いてみよう
「起業するなら、今の仕事を完全に辞めてから!」
→ 起業した友人に、メッセージで「話を聞きたい」と送ってみよう
→ 週末の1時間で、事業計画のタイトルと目次だけ作る
「今日からダイエット!甘いものは一切食べない」
→ まずは体重計にのろう
→ コンビニでおやつコーナーのある棚を通るのをやめよう
「動き出す」ために必要なエネルギーを極限まで減らす。
「これなら失敗しても痛くない」
「30秒で終わる!」
そう思えるくらい、小さな一歩を設定してみてください。
まとめ:今日から一歩を踏み出そう
一番エネルギーが必要なのは、「動き出すとき」。
でも、それは=(イコール)大きな一歩を踏み出すときではありません!
小さな一歩で、あなたの挑戦やゴールへ向かってスムーズなスタートをきりましょう。
さあ、今日から、明日から始められる、「小さな一歩」は何ですか?
あなたの挑戦が実りあるものになるよう、心から応援しています!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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